悪魔のソース・博多んぽん酢を新しい博多の名物にしたい。老人のかなわぬ夢でなく、夢を現実にしてみたい。脳梗塞から三度の生還。ヨレヨレ、ボロボロになりながら、果たせぬ夢を追い続ける男に、強力な助っ人が現れた。平凡だったそれまでの人生が「まさか」の出来事で、がらりと変わる。一度ならまだしも、それが二度も三度も続いた。波乱万丈だが実に、愉快だった。人生の終末期を迎えた今、またもや「まさか」の驚きである。ヒルマン監督ではないけれど、信じられな~いのだ。人生、終わり良ければすべて良しなのだが、それはまだわからない。

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2006年11月13日

はじめに・・・・トンコロリ

 大病をされたのに、お元気なのはなぜですかと聞かれます。それは、ストレスとうまくつきあうことですと答えます。くよくよせずに、よく食べ、よく働き、よく眠ることです。 病は気から、と言います。本当です。

 脳卒中で最初に倒れたのは、平成11年3月でした。鹿児島へ向かう高速道路を、時速100㌔で走行中でした。一過性の軽いもので10日間で退院しました。二回目が15年3月、頭の動脈が詰まり、血液が流れなくなりました。三回目は16年2月でした。今度は、血管が切れました。

 俗に脳卒中と言われるのは、脳梗塞、脳出血、くも膜下出血、一過性脳虚血性発作のことです。わかりやすく言えば、脳の血管が詰まるか、破れるか、ふさがれるかによって起こる脳の病気の総称です。

 病気の原因は、イロイロありましたが、起こってしまったことを憂いても仕方ありません。しかし、毎日の健康状態をキチンと把握、予防する事は非常に大切です。なかでも食べ物が一番、大事です。
その、食べることを中心にブログを書きます。
 
 
 最近、悪魔のソースに応援隊ができました。
 いい機会なので、近況をご報告します。相変わらず、手仕事の域を脱していません。私たちのように、自宅を兼ねた小さな工場で細々とモノづくりをする人が少なくなりましたが、私たちは今の、やり方が食品作りに一番、相応しいと思います。

 今は、自分たちでつくるのではなく、中国や韓国などアジア諸国でものがつくられる時代です。自分でモノをつくるという喜びや、感動はありません。安い人件費でつくったものを、どのようにして売るればよいか。つくる技術より売る技術が優先されます。

 ある経営者からお便りを頂きました。
 「博多んぽん酢」は、世の中に有用な独自固有の技術商品で、新価値で値が通る売り方ができます。つくる技術が優秀でもマーケテングが不得手でしょう。今こそ、経営基本にもどり・・・・と、ありました。

 ものづくりは他人〔他社〕との競争ではありません。悪魔のソースには、一定の製造基準やモノサシがあります。それに合致するものが出来たかどうか。いつうも、自分との戦いなのです。自分が納得するものができればいいのです。昨日より今日の方が、少しでも良くなっていれば嬉しい。この、喜びや感動があるからこそ、続けてこれたのです。でも、家人の一言、これはきつかった。

 今度は、トンコロリでお願いネ。

 
   


Posted by 吉野父ちゃん at 18:23Comments(3)まさかの人生