2006年11月16日
東京進出①
十年一昔と言いますが、二昔前の昭和50年代全般はまだ、ドレッシングやぽん酢といった商品自体が珍しい時代でした。
福岡・天神の博多大丸百貨店に登場した悪魔のソースは、たちまち評判になりました。
およそ、食べ物として似つかわしくない強烈なネーミングでしたが、お客の目の前でかつお節を炊いてダシをとる。大根をすって大根おろしにする。それを、みじん切りした生姜と混ぜる。すべての原材料を見せながら目の前でつくるオープンキッチン。
「手づくりというのは、本当だよ」
クチコミによるうわさはうわさを呼びました。サンデー毎日が、グラビヤページで紹介してくれました。