悪魔のソース・博多んぽん酢を新しい博多の名物にしたい。老人のかなわぬ夢でなく、夢を現実にしてみたい。脳梗塞から三度の生還。ヨレヨレ、ボロボロになりながら、果たせぬ夢を追い続ける男に、強力な助っ人が現れた。平凡だったそれまでの人生が「まさか」の出来事で、がらりと変わる。一度ならまだしも、それが二度も三度も続いた。波乱万丈だが実に、愉快だった。人生の終末期を迎えた今、またもや「まさか」の驚きである。ヒルマン監督ではないけれど、信じられな~いのだ。人生、終わり良ければすべて良しなのだが、それはまだわからない。

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2006年11月16日

東京進出①


 十年一昔と言いますが、二昔前の昭和50年代全般はまだ、ドレッシングやぽん酢といった商品自体が珍しい時代でした。
 福岡・天神の博多大丸百貨店に登場した悪魔のソースは、たちまち評判になりました。

 およそ、食べ物として似つかわしくない強烈なネーミングでしたが、お客の目の前でかつお節を炊いてダシをとる。大根をすって大根おろしにする。それを、みじん切りした生姜と混ぜる。すべての原材料を見せながら目の前でつくるオープンキッチン。

 「手づくりというのは、本当だよ」
 クチコミによるうわさはうわさを呼びました。サンデー毎日が、グラビヤページで紹介してくれました。

   


Posted by 吉野父ちゃん at 15:18Comments(4)まさかの人生