悪魔のソース・博多んぽん酢を新しい博多の名物にしたい。老人のかなわぬ夢でなく、夢を現実にしてみたい。脳梗塞から三度の生還。ヨレヨレ、ボロボロになりながら、果たせぬ夢を追い続ける男に、強力な助っ人が現れた。平凡だったそれまでの人生が「まさか」の出来事で、がらりと変わる。一度ならまだしも、それが二度も三度も続いた。波乱万丈だが実に、愉快だった。人生の終末期を迎えた今、またもや「まさか」の驚きである。ヒルマン監督ではないけれど、信じられな~いのだ。人生、終わり良ければすべて良しなのだが、それはまだわからない。

  

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2006年11月27日

大量注文


 売り上げか、信用〔品質〕か。大量注文に気持ちが揺れ動いた一週間でしたが、結局、信用第一へ落ち着きました。

 明けて月曜。一番メールは、横浜市磯子区の東倉さんから。
 「酢・大根・トマト」が嫌いな主人から、早く注文して!と催促されました。

 嫌いなものばかりで出来た悪魔のソースですが、それが嬉しいって言ってくださる。こりゃ、本当にありがたい。
 
   


Posted by 吉野父ちゃん at 17:58Comments(2)そうす亭日乗

2006年11月26日

ニンジンドレ


世の中、自分の思いどおりにはいかないものです。当たり前のことですが、思いどうりにいかないからこそ、やる気も出て面白いのです。それがふとしたきっかけで・・・。

 春のサラダなんだけどね。新しいドレッシングの提案、出してくれるね。宿題をもらって随分たつのに
思いどおりが出来ない。それが偶然、目にした朱というよりも、ピンクに近い色のニンジンを見てから、あれよあれよと言う間に出来てしまった。

 人参を「和」の野菜として見ていたのです。人参を、ニンジンとカタカナに分解して、彩りや香り、食べ味のイメージを膨らしてみました。つまり、どこにでもある素材の見直しです。

 すると、どうでしょう。白いお皿のうえで、鯛やひらめの舞い踊りが始まったのです。

 「よかよかブログ」の訪問帰り。それは、川端商店街の小さな八百屋の店先から始まりました。週明けには、鹿児島のホテルにお目見えします。博多んぽん酢でご縁が生じた、北海道のお客さまにも、博多の元気を見ていただきたいと考えています。

 本業の、ぽん酢づくりも手を抜かず、いいものを作るよう心がけています。

 
   


Posted by 吉野父ちゃん at 18:10Comments(1)うまい話・食えない話

2006年11月24日

ふりかけ黒酢


 鹿児島で「ふりかけ黒酢」を頂戴した。はやい話、飲むお酢である。70ccのミニボトルで、携帯に便利。ズボンのポケットや、ハンドバックに忍ばせて持ち歩きができる。黒酢の愛用者なので喜んでいただいた。が、なにせ、黒酢である。独特の刺激臭で、リンゴや柿の女性的な酢に比べ、クセがある。

 酢が飲料として注目されるようになった。これまで、健康酢は薬局を中心に売られていた。最近は百貨店で、美容に効果のある健康酢として売られるよになり、花形商品にのし上がった。

 売れ筋の果物酢は、蜂蜜やレモンを加え、飲みやすい濃度に調節してある。酢を飲むときに、いちばんきをつけなければいけないのは濃度。食酢の酸度は胃液と同じぐらいあるので、そのまま飲むと食道を荒らす。飲用酢はその点、心配はない。大いに飲むと良い。

 昼はチャンポンだった。二、三回、ぱっぱっと振ってやったらスープがいい味になった。コッテリしたスープが優しくなった。黒酢の実力である。
   


Posted by 吉野父ちゃん at 18:57Comments(0)うまい話・食えない話

2006年11月22日

よかよか訪問


 ブログふくおかの運営母体である㈱ジェイエムネットの植木一夫社長と、柏木慎二編集長を表敬訪問した。初めてお会いしたのに、目が笑っている。僕はたちまちのうち、目ん玉に吸い寄せられてしまった。子供がうまい、うまいって、言いましてね。私も、たちまちフアンの一人になりましたよ。
 作り手に一番励みになる言葉。それは「美味しかった」の一言だが、余計に嬉しかったのは、素直な舌のも持ち主である子供さんの、オイシイだった。

 明日、11月23日は昔の新嘗祭〔にいなめさい〕である。勤労感謝の日と呼ぶようになって50余年が経過した。そのことを思い起したのは、朝食の最中である。炊きたてのご飯に塩昆布をのせ、熱い番茶をかける。それを田舎からもらった青菜の漬物で食べる。日本人ならではの口福である。  


Posted by 吉野父ちゃん at 18:51Comments(1)そうす亭日乗

2006年11月21日

来客

 週末、天神のレストランで、ボージョレー・ヌーボーを飲む。キリン系の店に行ったのだが、若いスッタッフのきびきびした動きが気持ちいい。客の方を見ていないようだが、ちらりちらり視野の中にあるようで、ナプキンを落としたり、ハシをおとしたら、すーっと寄ってくる。年寄りに恥をかかせまいとする気持ちが読み取れる。
 気分のいい週末を過ごして、今日からまた、仕事だが、午後になって来客しきり。しかも、女性ばかり四人である。所属はそれぞれ違うが、今考えていること。それを、どうやって実現するか。明日をどうするか。後ろ向きの話はだれもしない。夕方、男性客ふたり。気分のいい一日であった。
   


Posted by 吉野父ちゃん at 00:27Comments(3)そうす亭日乗

2006年11月17日

東京進出②

 
 目標は東京でしたが、行ったのは、東京ではなく鹿児島でした。

 鹿児島に三越百貨店が出来ると聞いたからです。いきなり東京じゃなく、福岡から逆方向の鹿児島へ行ったのは「急がば回れ」です。鹿児島でしっかり力をつければ、黙っていても東京の方から、近づいてくると思ったからです。

 鹿児島には山形屋という大きなデパートがあります。売り場面積や品揃で、文字通り地域一番店です。三越としては、地方では手に入りにくい老舗の商品や、有名ブランドなど、サンショは小粒でもぴりりと辛いでなければ太刀打ちできません。

 食品部長は、東京の三越からの出向者でした。アポイントもとらず、いきなり訪ねました。取り引きしたいことを率直にいいました。即決でした。取り引き申請書と注文を一緒に頂きました。

 百貨店の取引先というのは、上司からの紹介や、長年の付き合いといった人間関係によるところが結構多いのですが、知人はおろかコネクションもありませんでした。私のとった行動の多くは、ヒンシュクを買いました。今、思い出しても冷や汗が出ます。〔続く〕  


Posted by 吉野父ちゃん at 14:35Comments(1)まさかの人生

2006年11月16日

東京進出①


 十年一昔と言いますが、二昔前の昭和50年代全般はまだ、ドレッシングやぽん酢といった商品自体が珍しい時代でした。
 福岡・天神の博多大丸百貨店に登場した悪魔のソースは、たちまち評判になりました。

 およそ、食べ物として似つかわしくない強烈なネーミングでしたが、お客の目の前でかつお節を炊いてダシをとる。大根をすって大根おろしにする。それを、みじん切りした生姜と混ぜる。すべての原材料を見せながら目の前でつくるオープンキッチン。

 「手づくりというのは、本当だよ」
 クチコミによるうわさはうわさを呼びました。サンデー毎日が、グラビヤページで紹介してくれました。

   


Posted by 吉野父ちゃん at 15:18Comments(4)まさかの人生

2006年11月15日

津波警報


 夕方になって、よんどころない用事で外出、帰宅したばかりです。メールを開いてテレビをスイッチオン。北海道に津波が押し寄せている。つい先日、釧路にぽん酢を送ったばかりだ。潮位が上がったのは43㌢だそうだから大事あるまいが、ただただ無事を祈るのみである。
  


Posted by 吉野父ちゃん at 22:19Comments(0)そうす亭日乗

2006年11月14日

百楽の長

 酒は百楽の長と言われますが、本当でしょうか。

 アルコールの働きというのは、血管を開く作用があります。だから、血行が良くなります。カーッと熱くなるのも血管が開いて、血液の流れが良くなるからです。それから、リラックスできます。リラックスすると、明るく、陽気になります。人間関係も良くなります。二人でじーっとにらみ合っていてもしょうがありませんね。軽く飲む。すると、話が弾んで仲が良くなる。これがいいと思います。

 でも、飲みすぎは禁物です。飲みすぎると前頭葉がマヒしてきます。すると、抑制が効かなくなります。すなわち、病気になる前の私の姿です。今日は上等なお酒を頂戴しました。今夜は、ホンの一合ほど頂きます。
   


Posted by 吉野父ちゃん at 18:26Comments(0)そうす亭日乗

2006年11月13日

はじめに・・・・トンコロリ

 大病をされたのに、お元気なのはなぜですかと聞かれます。それは、ストレスとうまくつきあうことですと答えます。くよくよせずに、よく食べ、よく働き、よく眠ることです。 病は気から、と言います。本当です。

 脳卒中で最初に倒れたのは、平成11年3月でした。鹿児島へ向かう高速道路を、時速100㌔で走行中でした。一過性の軽いもので10日間で退院しました。二回目が15年3月、頭の動脈が詰まり、血液が流れなくなりました。三回目は16年2月でした。今度は、血管が切れました。

 俗に脳卒中と言われるのは、脳梗塞、脳出血、くも膜下出血、一過性脳虚血性発作のことです。わかりやすく言えば、脳の血管が詰まるか、破れるか、ふさがれるかによって起こる脳の病気の総称です。

 病気の原因は、イロイロありましたが、起こってしまったことを憂いても仕方ありません。しかし、毎日の健康状態をキチンと把握、予防する事は非常に大切です。なかでも食べ物が一番、大事です。
その、食べることを中心にブログを書きます。
 
 
 最近、悪魔のソースに応援隊ができました。
 いい機会なので、近況をご報告します。相変わらず、手仕事の域を脱していません。私たちのように、自宅を兼ねた小さな工場で細々とモノづくりをする人が少なくなりましたが、私たちは今の、やり方が食品作りに一番、相応しいと思います。

 今は、自分たちでつくるのではなく、中国や韓国などアジア諸国でものがつくられる時代です。自分でモノをつくるという喜びや、感動はありません。安い人件費でつくったものを、どのようにして売るればよいか。つくる技術より売る技術が優先されます。

 ある経営者からお便りを頂きました。
 「博多んぽん酢」は、世の中に有用な独自固有の技術商品で、新価値で値が通る売り方ができます。つくる技術が優秀でもマーケテングが不得手でしょう。今こそ、経営基本にもどり・・・・と、ありました。

 ものづくりは他人〔他社〕との競争ではありません。悪魔のソースには、一定の製造基準やモノサシがあります。それに合致するものが出来たかどうか。いつうも、自分との戦いなのです。自分が納得するものができればいいのです。昨日より今日の方が、少しでも良くなっていれば嬉しい。この、喜びや感動があるからこそ、続けてこれたのです。でも、家人の一言、これはきつかった。

 今度は、トンコロリでお願いネ。

 
   


Posted by 吉野父ちゃん at 18:23Comments(3)まさかの人生