悪魔のソース・博多んぽん酢を新しい博多の名物にしたい。老人のかなわぬ夢でなく、夢を現実にしてみたい。脳梗塞から三度の生還。ヨレヨレ、ボロボロになりながら、果たせぬ夢を追い続ける男に、強力な助っ人が現れた。平凡だったそれまでの人生が「まさか」の出来事で、がらりと変わる。一度ならまだしも、それが二度も三度も続いた。波乱万丈だが実に、愉快だった。人生の終末期を迎えた今、またもや「まさか」の驚きである。ヒルマン監督ではないけれど、信じられな~いのだ。人生、終わり良ければすべて良しなのだが、それはまだわからない。

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2006年12月26日

お歳暮


 こう言っちゃなんだが、お歳暮って困った風習じゃありません。正直言って、贈る方も、貰う方も、双方迷惑なんです。それに、貰って本当に嬉しいもの、有り難いものなんてありますか?

 元来は、日ごろお世話になったお礼、感謝の気持ちを込めて、加えて、普段は生活に追われる身として年に一度、ご無沙汰のお詫びを兼ねてご挨拶に伺う。その時に持参するのがお歳暮。つまり、挨拶がわりの手土産なのです。

 それが、いつから華美になったのだろうか。普段から、苦々しく想っているから、中元も歳暮も宣伝は一切しない。包装紙も化粧箱も特別のものはない。

 営業方針がそうだから、会社は何年たっても大きくならない。

 だが、それがいい。その精神から生まれる味が素晴らしい。こう言うて下さる人が多くなった。9月には、「悪魔のソース応援隊」を就くってくださった。「博多んぽん酢」を名実共に、福岡の名物に育てたいという夢見人が集まるようになったのである。

 小さいことは良きことだな。今、そのことをしみじみ思う。小さいからこそ、当たり前のことが、当たり前としてやってこれたのである。

   


Posted by 吉野父ちゃん at 13:50Comments(1)うまい話・食えない話