悪魔のソース・博多んぽん酢を新しい博多の名物にしたい。老人のかなわぬ夢でなく、夢を現実にしてみたい。脳梗塞から三度の生還。ヨレヨレ、ボロボロになりながら、果たせぬ夢を追い続ける男に、強力な助っ人が現れた。平凡だったそれまでの人生が「まさか」の出来事で、がらりと変わる。一度ならまだしも、それが二度も三度も続いた。波乱万丈だが実に、愉快だった。人生の終末期を迎えた今、またもや「まさか」の驚きである。ヒルマン監督ではないけれど、信じられな~いのだ。人生、終わり良ければすべて良しなのだが、それはまだわからない。

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2007年05月04日

素〔もと〕ぽん酢


5月4日 金〔みどりの日〕曇り時々雨 135-68

 朝食はパンとオレンジジュース。朝はご飯と味噌汁という食習慣を滅多に変えないが、今朝は自家製夏みかんのマーマレードを食べてみたくなった。三月から四月にかけてイチゴジャムをつくった。ところが、甘いばかりで、果物自体が持つ酸味が足りない。アマオウとかいう品種改良した甘いイチゴばかりで昔のイチゴを」見かけなくなった。これでは昔のように、甘味と酸味が程よいイチゴジャムは作れない。

 夏みかんをくれたのは、事務を手伝ってくれる女史である。酸っぱいみかんが苦手だと聞いて、庭のこやしにするのはもったいないじゃないかと催促したのである。さて、そのジャムだが、仕上げ加えたオランダのドライ・オレンジが効いている。グラニュー糖で煮詰めた甘味も酸味も柔らかで、たまにはパンもいいな。そう思った。

 午後、ぽん酢の素になる素ぽん酢を仕込む。注ぎ足し注ぎ足しするうちに、古い味と新しい味が融合する。月日を重ねた時が磐石の味を生む。

 
  


Posted by 吉野父ちゃん at 16:03Comments(0)うまい話・食えない話