悪魔のソース・博多んぽん酢を新しい博多の名物にしたい。老人のかなわぬ夢でなく、夢を現実にしてみたい。脳梗塞から三度の生還。ヨレヨレ、ボロボロになりながら、果たせぬ夢を追い続ける男に、強力な助っ人が現れた。平凡だったそれまでの人生が「まさか」の出来事で、がらりと変わる。一度ならまだしも、それが二度も三度も続いた。波乱万丈だが実に、愉快だった。人生の終末期を迎えた今、またもや「まさか」の驚きである。ヒルマン監督ではないけれど、信じられな~いのだ。人生、終わり良ければすべて良しなのだが、それはまだわからない。

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2009年07月19日

今週の出来事 7・13~7・19

 出張の楽しみの一つは、オフタイムの食べ歩きではないでしょうか。
 普段はめったに寿司屋のノレンをくぐることはありませんが、出張すると必ずといっていいほど寿司屋へ足が向きます。食べ歩きが専門でないので、そう多くの店を知っている訳ではありませんが、それでも、何軒かひいきの店があります。
 東京・築地魚市場の場外にある「寿司清」もその一つ。値段もリーズナブルで、いつもその味に裏切られる事がないので上京すると良く利用します。銀座や日本橋に取引先があるので、ホテルはどうしても新橋か銀座周辺ということになります。
 とりわけ、銀座東急ホテルは魚河岸にも近く、知人もいるので良く利用します。朝食はホテルの食堂よりも、河岸〔かし〕の寿司屋というのが多い。この店の人気は、ものすごく、いつ行っても座れることはまずありません。多少の時間は待つことを覚悟しなければなりません。
 特別に凝ったネタがある訳ではありません。こざっぱりした、けれん味のない味に良さがあります。15人も座ればいっぱいになる小さな店で、背中の後ろには沢山の人が並んでいる。せわしないのだが、その感じがまたたまらなくいいのです。
 皆さん、ビールを飲んだり、刺身を食べたりして悠々と楽しんでいる。待ってる人も別に文句を言うわけでなし大人しいものです。河岸まで行く時間がない時は、銀座四丁目の三越と松屋の中間にある店に行きます。
 前回は昨年六月に行きました。日本橋の三越で仕事をすませ、地下鉄に乗らずにブラブラ歩きました。丸善で新刊書を買って次のお目当ては伊東屋。最新の文具をあれこれ物色すると、一時間や二時間はアッという間です。12時を過ぎると超満員になるので、伊東屋をひやかしながら時間調整するわけです。
 この、寿司を食べるまでのプロセスが実に楽しいのです。時間が来て「えーっ、らっしゃい」と迎えられるとしびれてしまう。自分でも、顔のしまりがなくなるのが良くわかります。銀座のど真ん中で、飲んで食べて五千円。お釣りがくるのですから、こんな嬉しいことはありません。
 銀座の寿司屋は高いといわれますが、高級店のノレンをくぐるのは殆んどが社用族。つまり、サラリーマンです。自分の財布では、回転寿司がやっとのくせに、「時価」の大トロでも平気で食べる。マナーの悪さにヘキヘキすることがありますが、この店は「自腹」が多いのが嬉しいのです。
 この一週間、蒸し暑い日が続きました。食慾減退で、ついつい、食べる話になりました。  


Posted by 吉野父ちゃん at 06:06Comments(0)うまい話・食えない話