悪魔のソース・博多んぽん酢を新しい博多の名物にしたい。老人のかなわぬ夢でなく、夢を現実にしてみたい。脳梗塞から三度の生還。ヨレヨレ、ボロボロになりながら、果たせぬ夢を追い続ける男に、強力な助っ人が現れた。平凡だったそれまでの人生が「まさか」の出来事で、がらりと変わる。一度ならまだしも、それが二度も三度も続いた。波乱万丈だが実に、愉快だった。人生の終末期を迎えた今、またもや「まさか」の驚きである。ヒルマン監督ではないけれど、信じられな~いのだ。人生、終わり良ければすべて良しなのだが、それはまだわからない。

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2009年12月17日

「もったいない」という非売品

 本日、つくだ煮あります。

 売り物ではないのに、つくり続けているものがあります。家で、「もったいない」と呼んでいる自家製のつくだ煮です。遠回りですが、カツオ節ってこんなに美味しいものだったのか。そんな風に感じて貰えればいいと思うのです。

 私たちが作るのは、出汁を引いた後は、捨てられる運命にあったカツオ節や昆布。それに、新たな調味料を加えます。焦がさないように、コトコト煮込みます。「こういう食べ方や、利用の仕方もあったのか」。食べた人たちに、カツオ節の実力を知ってほしいのです。

 「もったいない」は、30年以上前からあります。つくだ煮のモトになるのは、「土佐酢ドレッシング」
です。一般には販売していませんが、ホテル向けの業務用として製造しています。

 肝心かなめのカツオ節ですが、鹿児島県枕崎の「茶屋久徳」という職人夫妻の作品です。私は、家内を連れ、茶屋さん夫妻を訪ねました。いろいろなことを教えて下さいました。小規模でも良い。いや、小規模だからこそできるのです。茶屋夫妻の忘れ得ぬ言葉です。

 ありがたいことに、つくだ煮のことが校区で広がりつつあります。昨夜、夜なべ仕事でつくりました。
30人分でお終いです。どうぞ、ピンポン呼んでください。

 


  


Posted by 吉野父ちゃん at 12:47Comments(0)うまい話・食えない話