悪魔のソース・博多んぽん酢を新しい博多の名物にしたい。老人のかなわぬ夢でなく、夢を現実にしてみたい。脳梗塞から三度の生還。ヨレヨレ、ボロボロになりながら、果たせぬ夢を追い続ける男に、強力な助っ人が現れた。平凡だったそれまでの人生が「まさか」の出来事で、がらりと変わる。一度ならまだしも、それが二度も三度も続いた。波乱万丈だが実に、愉快だった。人生の終末期を迎えた今、またもや「まさか」の驚きである。ヒルマン監督ではないけれど、信じられな~いのだ。人生、終わり良ければすべて良しなのだが、それはまだわからない。

2008年07月19日

東京へ。

 ついこの間までの忙しさがウソのようだ。テレビで紹介されたとたん、あれよあれよと言う間に注文が殺到した。パソコンの故障じゃないかしらと思ってしまった◆ネット戦争に巻き込まれ、変わってゆく過中であっぷあっぷしている最中は、必死に泳ぐのが精一杯で、潮のうねりが自分たちをどこへ導こうとしているのか、見当もつかなかった◆とにかく、一つ一つ丹念につくることが大切だから急に増産なんて出来ない。三ヶ月くらい待ってもらうのも、仕方ないことだった◆食品業界の不正は目に余る。私は、食べものを粗末にしてはならないと躾けられた世代の人間である。「美味しくて安心」とはどういうことか。視点はそちらに向いてしまう◆サンデー毎日に、ソース作りに賭けた人生が紹介された。「ほんまもんを追い求めて愚直に生きる・・・」と書いてある。愚直とは、馬鹿正直のことである。来週は、その愚か者に会いたいという誘いで東京へ。


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Posted by 吉野父ちゃん at 05:35│Comments(0)そうす亭日乗
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