悪魔のソース・博多んぽん酢を新しい博多の名物にしたい。老人のかなわぬ夢でなく、夢を現実にしてみたい。脳梗塞から三度の生還。ヨレヨレ、ボロボロになりながら、果たせぬ夢を追い続ける男に、強力な助っ人が現れた。平凡だったそれまでの人生が「まさか」の出来事で、がらりと変わる。一度ならまだしも、それが二度も三度も続いた。波乱万丈だが実に、愉快だった。人生の終末期を迎えた今、またもや「まさか」の驚きである。ヒルマン監督ではないけれど、信じられな~いのだ。人生、終わり良ければすべて良しなのだが、それはまだわからない。

2008年10月22日

土佐紀行

 土佐の高知・四万十川、勝間の沈下橋を訪ねた。中村の醤油屋さんを訪ねた帰り、汽車を待つほんの僅か、二時間足らずの船遊びだった。
 
 沈下橋は、欄干が無い橋。川が増水しても流されず、川底に沈んでしまうのところから名づけられた。全長196㌔の四万十川に22本の橋が架かっている。訪ねたのは、平日の昼下がり。カラフルなカヌーやカヤックも見えない。流れは大きく蛇行しながらゆったりと流れていた。船頭の口笛に誘われたトンビがくるくる回り始める。観光客の多い休日には来ないそうだ。

 夢のような風景が広がった。帰る場所を忘れてしまいそうだった。

 都合四日の滞在中、見つけたのは「仏手柑」と「狸の油」。仏手柑というのは柑橘ミカンの一種類。狸の方は、正真正銘
狸の脂を搾ったもので、切り傷、肌荒れに効き目があるそうだ。日曜市の名物、知る人ぞ知る逸品である。10㏄ぐらいが1.200円でした。

 旅の後半は、カツオ節製造工場へ。宗田鰹をじっくり、得心のいくまで見てきた。


Posted by 吉野父ちゃん at 22:41│Comments(0)
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