悪魔のソース・博多んぽん酢を新しい博多の名物にしたい。老人のかなわぬ夢でなく、夢を現実にしてみたい。脳梗塞から三度の生還。ヨレヨレ、ボロボロになりながら、果たせぬ夢を追い続ける男に、強力な助っ人が現れた。平凡だったそれまでの人生が「まさか」の出来事で、がらりと変わる。一度ならまだしも、それが二度も三度も続いた。波乱万丈だが実に、愉快だった。人生の終末期を迎えた今、またもや「まさか」の驚きである。ヒルマン監督ではないけれど、信じられな~いのだ。人生、終わり良ければすべて良しなのだが、それはまだわからない。

2007年05月26日

歳月

5月26日〔土〕 晴 142-71

 「悪魔のソース応援隊」の西森佳子隊長夫妻が訪ねて来られる。お中元に組み込む予定の「ふれんちますたあど」の最終チェックをお願いしたのだ。平成四年、大阪の阪急百貨店鮮魚売り場で売り始めた。束の間だった。バブルがはじけて姿が消えたのである。

 一般消費者の前からは消えたが、プロの世界で、密やかに生きていた。いわば、出戻りである。

 長いようで短い14年だった。

 沢山のお客様が、悪魔のソースのことを、身内のように心配して下さる。神戸のMさんから寄せられた注文のメールは、私の体調を気遣う言葉で始まっていた。もったいないことである。

 

同じカテゴリー(そうす亭日乗)の記事
 1月6日の記事 (2014-01-06 11:46)
 無形文化遺産 (2013-11-10 11:20)
 風の音 (2012-08-31 12:26)
 コマーシャルを考える (2012-08-03 16:34)
 HPが新しくなりました (2012-07-31 18:15)
 親離れ子離れ (2012-04-09 20:45)

Posted by 吉野父ちゃん at 18:43│Comments(0)そうす亭日乗
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。