2007年09月23日
寄せ鍋
ぽん酢屋だからといって言うわけではないが、野菜たっぷり入れてグツグツ煮たものをぽん酢で食べる「寄せ鍋」は知恵の結晶といえる。先週は、五夜続けて鍋にした。加齢とともに肉を食べることが少なくなった。そのかわり、畑の肉ともいわれる大豆からできた豆腐や揚げをたっぷり入れる。カボチャ、里芋、牛蒡、など根野菜を加える。これが、誠によろしい。とろけるように柔らかくなった牛蒡の旨さはたまらない。
世の中は確かに便利になった。野菜も魚も、新鮮な品を産地から居ながらにして取り寄せられる。決済もカードや銀行振り込みですむ。買った品は美味しく、大いに満足である。けれども、それでお終い。でも、なんだか寂しい。
ネット販売を初めて驚いたのは、二度目の注文から電話に切り替える人が大多数である。対面販売は肉声のやり取りである。「美味しかった」 「ありがとう」は相手に対する思いやりの言葉である。連休になって電話が良く鳴る。早朝が多い。年寄りは朝が早いことを良く知っておられる。
また、おせっかいが始まったと思われたかもしれないが、寄せ鍋を薦めてしまった。
Posted by 吉野父ちゃん at 17:28│Comments(0)
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