悪魔のソース・博多んぽん酢を新しい博多の名物にしたい。老人のかなわぬ夢でなく、夢を現実にしてみたい。脳梗塞から三度の生還。ヨレヨレ、ボロボロになりながら、果たせぬ夢を追い続ける男に、強力な助っ人が現れた。平凡だったそれまでの人生が「まさか」の出来事で、がらりと変わる。一度ならまだしも、それが二度も三度も続いた。波乱万丈だが実に、愉快だった。人生の終末期を迎えた今、またもや「まさか」の驚きである。ヒルマン監督ではないけれど、信じられな~いのだ。人生、終わり良ければすべて良しなのだが、それはまだわからない。

2007年09月23日

寄せ鍋


ぽん酢屋だからといって言うわけではないが、野菜たっぷり入れてグツグツ煮たものをぽん酢で食べる「寄せ鍋」は知恵の結晶といえる。先週は、五夜続けて鍋にした。加齢とともに肉を食べることが少なくなった。そのかわり、畑の肉ともいわれる大豆からできた豆腐や揚げをたっぷり入れる。カボチャ、里芋、牛蒡、など根野菜を加える。これが、誠によろしい。とろけるように柔らかくなった牛蒡の旨さはたまらない。

 世の中は確かに便利になった。野菜も魚も、新鮮な品を産地から居ながらにして取り寄せられる。決済もカードや銀行振り込みですむ。買った品は美味しく、大いに満足である。けれども、それでお終い。でも、なんだか寂しい。

 ネット販売を初めて驚いたのは、二度目の注文から電話に切り替える人が大多数である。対面販売は肉声のやり取りである。「美味しかった」 「ありがとう」は相手に対する思いやりの言葉である。連休になって電話が良く鳴る。早朝が多い。年寄りは朝が早いことを良く知っておられる。

 また、おせっかいが始まったと思われたかもしれないが、寄せ鍋を薦めてしまった。
 

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Posted by 吉野父ちゃん at 17:28│Comments(0)うまい話・食えない話
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