悪魔のソース・博多んぽん酢を新しい博多の名物にしたい。老人のかなわぬ夢でなく、夢を現実にしてみたい。脳梗塞から三度の生還。ヨレヨレ、ボロボロになりながら、果たせぬ夢を追い続ける男に、強力な助っ人が現れた。平凡だったそれまでの人生が「まさか」の出来事で、がらりと変わる。一度ならまだしも、それが二度も三度も続いた。波乱万丈だが実に、愉快だった。人生の終末期を迎えた今、またもや「まさか」の驚きである。ヒルマン監督ではないけれど、信じられな~いのだ。人生、終わり良ければすべて良しなのだが、それはまだわからない。

2011年11月03日

もったいない

 文化の日にふさわしい好天である。
 齢を重ねると一年を短く感じるようになるといわれるが、この半年は早かった。三越伊勢丹より分厚い書類届く。鹿児島にあった「鹿児島三越」が業績不振で閉店して久しい。福岡の三越とは問屋さん経由で取引があるが、鹿児島との縁が切れたので、日本橋本店や銀座店で悪魔のソースを並べるのはチト厄介かなと感じていた。
 書類は今年4月、合併により会社統合した三越と伊勢丹の「MD統括部」からのもので、全国に12あるグループ会社との一括取引の契約書類だった。
 
 「もったいない」という言葉が広まりつつある。広めたのは毎日新聞である。同じ言葉を使った佃煮を作り始めて30年になる。日本の食文化の根幹をなす「だし」。そのだしがらを有効利用しているにすぎぬのだが、その「もったいない佃煮」が今日もできた。少しだが来店されたお客様に差し上げている。文化の日にふさわしいと考えている。

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Posted by 吉野父ちゃん at 14:15│Comments(0)そうす亭日乗
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