悪魔のソース・博多んぽん酢を新しい博多の名物にしたい。老人のかなわぬ夢でなく、夢を現実にしてみたい。脳梗塞から三度の生還。ヨレヨレ、ボロボロになりながら、果たせぬ夢を追い続ける男に、強力な助っ人が現れた。平凡だったそれまでの人生が「まさか」の出来事で、がらりと変わる。一度ならまだしも、それが二度も三度も続いた。波乱万丈だが実に、愉快だった。人生の終末期を迎えた今、またもや「まさか」の驚きである。ヒルマン監督ではないけれど、信じられな~いのだ。人生、終わり良ければすべて良しなのだが、それはまだわからない。

2008年02月04日

博多の味


博多〔福岡〕は食の話題にこと欠かない。料理の材料も豊富に揃う。安くて旨い。そのうえ、新鮮だから言うことはない。今、ふくが旨い。ブリも、水だきも良い。

 博多に移り住んで40年になる。博多っ子は、新鮮な素材を確かめる確かな舌と、旨いものを追求
する欲を受け継いでいるように思う。それが材料や料理に対するエチケットであることも良く知っている。

 この気持ちがある限り、博多の味は、どこの地方に対しても堂々たる態度をとることが出来る。

 「うまいもの福岡」に、料理研究家の戸谷満智子さんが書いておられるが、その境地にはとてもとても。遠い道のりである。


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Posted by 吉野父ちゃん at 22:27│Comments(0)うまい話・食えない話
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