悪魔のソース・博多んぽん酢を新しい博多の名物にしたい。老人のかなわぬ夢でなく、夢を現実にしてみたい。脳梗塞から三度の生還。ヨレヨレ、ボロボロになりながら、果たせぬ夢を追い続ける男に、強力な助っ人が現れた。平凡だったそれまでの人生が「まさか」の出来事で、がらりと変わる。一度ならまだしも、それが二度も三度も続いた。波乱万丈だが実に、愉快だった。人生の終末期を迎えた今、またもや「まさか」の驚きである。ヒルマン監督ではないけれど、信じられな~いのだ。人生、終わり良ければすべて良しなのだが、それはまだわからない。

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2012年11月23日

鹿児島紀行

 黒豚のしゃぶしゃぶを食べに鹿児島へ行ってきた。
 向かったのは城山観光ホテル。納品業者とホテルとの一年に一度の懇親会出席のためなのだが、目的はもう一つ。トマトベースの黒豚専用のたれの商品化。午後の新幹線は速くて便利。5時すぎには温泉につかって櫻島を眺めていた。
 
 鹿児島に黒豚が登場したのは明治時代。奄美の島豚にルーツを持つ在来種の豚と、バークシャー種を掛け合わせて「鹿児島バークシャー」つまり黒豚が生まれた。さつまいもや残飯を食べて大きく育つのも特長だ。その糞尿を有機肥料としてさつまいもを育て、そのさつまいもをまた黒豚が食べるという循環方式が鹿児島の風土とうまくマッチングした。
 調味料全般にいえることだが、過剰な化学調味料のせいで、食べ終わった後、不快な甘さと苦味ともつかないものがいつまでも残る。市販されているものはどうだろうか。

 当夜はぽん酢と胡麻だれの二種類で食べたが、胡麻だれは秀逸だった。しゃぶしゃぶ以外にも麺類のつけ汁、ドレッシングと使いまわしも良く何方も納得された。来年の春には開業50周年を迎えるホテルのお手伝いが出来るのはありがたい幸せである。  


Posted by 吉野父ちゃん at 15:05Comments(0)うまい話・食えない話