出汁の出番は2011年。
とりあえずビールのあと、すぐ芋焼酎に切り換える。昨今の東京での飲み方である。京都や神戸、高知でもそうだった。芋焼酎が、日本酒やビール、ウイスキーを凌駕したと言って良いだろう。
同じような、嗜好の変化は調味料の世界でも。ドレッシングが衰退し、酢と油の洋から、出汁が主役の和へ。焼酎も出汁(鰹節)も鹿児島である。2011年春、九州新幹線が鹿児島まで、全線開通する。
今年もまた、当たり前のことを当たり前に続ける。出汁ガラを再生したつくだ煮の「もったいない」の製造を始める。ゆっくり、ゆったり。スローフードが食卓を変える。
関連記事