悪魔のソース・博多んぽん酢を新しい博多の名物にしたい。老人のかなわぬ夢でなく、夢を現実にしてみたい。脳梗塞から三度の生還。ヨレヨレ、ボロボロになりながら、果たせぬ夢を追い続ける男に、強力な助っ人が現れた。平凡だったそれまでの人生が「まさか」の出来事で、がらりと変わる。一度ならまだしも、それが二度も三度も続いた。波乱万丈だが実に、愉快だった。人生の終末期を迎えた今、またもや「まさか」の驚きである。ヒルマン監督ではないけれど、信じられな~いのだ。人生、終わり良ければすべて良しなのだが、それはまだわからない。

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2013年11月10日

無形文化遺産

 フレンチやイタリヤンに、昆布やカツオだしが使われるなど、日本が誇る繊細で深い味覚が、欧米で脚光を浴び始めた。
 12月には、政府がユネスコに登録申請した「和食 日本人の伝統的食生活」が無形文化遺産に登録される。

 手元にサンデー毎日がある。発行されたのは、昭和59年6月17日。29年前である。巻末に、夫婦でソース作りをする写真と共に、「カツオ節と昆布で引いた和風だしに、たっぷりの大根おろしを醤油で合わせてある」と説明してある。

 チルドドレッシングが博多で生まれたニュースは、全国に知れ渡った。有名百貨店に悪魔のソースが並び始めた。だが喜びの日は短かった。腐りやすく日持ちしないものは流通しなかった。

 29年という歳月は、長いようで短かった.。
 資源を大切にするという見地からはじまった「もったいない佃煮」も健在である。いつもいうことだが 、「当たり前のことを当たり前に」という精神は不滅である。
 
 
  


Posted by 吉野父ちゃん at 11:20Comments(0)そうす亭日乗