悪魔のソース・博多んぽん酢を新しい博多の名物にしたい。老人のかなわぬ夢でなく、夢を現実にしてみたい。脳梗塞から三度の生還。ヨレヨレ、ボロボロになりながら、果たせぬ夢を追い続ける男に、強力な助っ人が現れた。平凡だったそれまでの人生が「まさか」の出来事で、がらりと変わる。一度ならまだしも、それが二度も三度も続いた。波乱万丈だが実に、愉快だった。人生の終末期を迎えた今、またもや「まさか」の驚きである。ヒルマン監督ではないけれど、信じられな~いのだ。人生、終わり良ければすべて良しなのだが、それはまだわからない。

スポンサーサイト

上記の広告は2週間以上更新のないブログに表示されています。 新しい記事を書くことで広告が消せます。  

Posted by スポンサー広告 at

2010年01月31日

大びん必要でしょうか?

 一月最後の日曜日、CDから流れるペギー・リーの「春はまた来る」で目覚める。一日の始まりとしては気分上々。いつも朝食は味噌汁とご飯だが、なんとなくトーストが食べたくなった。マグカップで飲んだコーヒーもチーズも良かった。

 地球温暖化は着実に進行している。今年は、梅も桜も早い。太宰府天満宮の飛び梅も咲いた。桜も半月は早いそうだ。雪の秋田から、今年二回目になるトマトドレの注文がある。ぽん酢じゃなく、トマトというところに春を待ちわびる北国の人の想いを感じる。

 ラベルも包装も不要だから、もっと大きいボトルで欲しいという要望がある。ホテル向けの商品で良いものがあるそうではないか。是非、買いたいという要望である。むしろこちらからお願いしたいことなのだ。早速、1リットル瓶に詰めて差し上げた。
   


Posted by 吉野父ちゃん at 13:06Comments(5)そうす亭日乗

2010年01月23日

「もったいない」その後①

 1月6日のこの欄で、「もったいない」キャンペーンの」開始を告示しました。同時に、つくだ煮20㌘を商品と一緒にして発送を始めました。

 注文した覚えのないものが入っているので、最初は驚かれたようですが、このキャンペーンの趣旨を知るにつれ、賛同と感動の輪が広がりました。予想を超えたスピードで広がりつつあります。

 今朝は、福岡県小郡市・栗崎美奈子さんが来社されました。つくだ煮を買いに来られたのです。売り物ではないことはすぐ、理解されました。子供さんが喜ばれたそうで、続けて食べさせたいと言われました。

 私の仕事は、調味料を作ることです。この分野で、品質日本一を目指しています。つくだ煮は、「土佐酢ドレッシング」製造の過程で生まれたものです。いわば付加価値です。私にとって本業が日本一になった時、付加価値を生かすことを考えれば良いのです。

 

 
   


Posted by 吉野父ちゃん at 20:36Comments(0)うまい話・食えない話

2010年01月15日

人間力

 月半ばになり、ようやく平常ペースに戻りました。

 朝一番の来客は、ケアマネージャー氏。身体障害者で、要介護3にランクされている僕の日常生活を支援するための面接調査。障害を抱えての生活は一生続きます。何ができて何ができないかを良く知って、適切なサポートを受けるようにしなければなりません。

 実生活でのリハビリが、本当のリハビリであると確信しています。車椅子不要。一本だったステッキが二本になりましたが、今年は、スッテッキを登山用の杖に持ち替え、四本の足で歩きます。

 「もったいない」無料サービースもリハビリの一環です。残った能力を生かし、新たな能力を生みだしていく。人間回復を目指すところに、リハビリの意味があります。

 ぶっちゃけた話をすると、やればやるほど赤字が増えます。もうからないのならやっちゃいかん、のが商売の鉄則でしょう。だが、損して得を取れってこともあるのです。


  


Posted by 吉野父ちゃん at 12:22Comments(0)そうす亭日乗

2010年01月08日

ショウガ湯

 福岡は本日、快晴。ポカポカです。
昨日までの寒さがウソのようです。
病気の影響で、手足に血行不良を起こしているので、夏でも手足が冷えます。
 
 11時のテータイムはショウガ湯と、サツマイモのレモン煮でした。たっぷりのショウガを、オリゴ糖で甘く溶いてありました。フーフーしながら飲みました。

 冷えは女性の大敵です。カサカサ肌になりやすいし、便秘もありますね。
私は靴下を重ね履きにしたり、指先をマッサージします。とにかく、こまめにやることです。

 ぽん酢には、生のショウガがたくさん入っています。体の中から温めてくれます。
 今夜は、湯豆腐でもいかがでしょうか。  


Posted by 吉野父ちゃん at 13:18Comments(0)うまい話・食えない話

2010年01月06日

「もったいない」キャンペーン開始

 正月休みは5日までと決めていた。31日ギリギリまでお客があるから、せめて正月ぐらいゆっくりしたい。そう思ったのだがそれは甘かった。2日の午後にはFAXが。大阪のデパートからだった。続いて地元、福岡のデパートからも発注が続いた。

 例年二日だった初売りが、元旦になり、その分、在庫管理の変更で、発注が早くなったと解ったのは今日のこと。そんな事とは知らないので休日返上で頑張ったのだ。腹立たしいのだが爽やかな気分だ。どこも売り上げ確保に必死なのだ。

 「もったいない」キャンペーン、本日より開始。先着10人様に20㌘ずつ。ビニールの小袋に入れてホッチキスで止めた簡単なもので、とてもお恥ずかしいのだが。

 
 

 

 

 

   


Posted by 吉野父ちゃん at 22:33Comments(0)そうす亭日乗

2010年01月05日

出汁の出番は2011年。

 とりあえずビールのあと、すぐ芋焼酎に切り換える。昨今の東京での飲み方である。京都や神戸、高知でもそうだった。芋焼酎が、日本酒やビール、ウイスキーを凌駕したと言って良いだろう。
 
 同じような、嗜好の変化は調味料の世界でも。ドレッシングが衰退し、酢と油の洋から、出汁が主役の和へ。焼酎も出汁(鰹節)も鹿児島である。2011年春、九州新幹線が鹿児島まで、全線開通する。

 今年もまた、当たり前のことを当たり前に続ける。出汁ガラを再生したつくだ煮の「もったいない」の製造を始める。ゆっくり、ゆったり。スローフードが食卓を変える。  


Posted by 吉野父ちゃん at 14:05Comments(0)うまい話・食えない話