悪魔のソース・博多んぽん酢を新しい博多の名物にしたい。老人のかなわぬ夢でなく、夢を現実にしてみたい。脳梗塞から三度の生還。ヨレヨレ、ボロボロになりながら、果たせぬ夢を追い続ける男に、強力な助っ人が現れた。平凡だったそれまでの人生が「まさか」の出来事で、がらりと変わる。一度ならまだしも、それが二度も三度も続いた。波乱万丈だが実に、愉快だった。人生の終末期を迎えた今、またもや「まさか」の驚きである。ヒルマン監督ではないけれど、信じられな~いのだ。人生、終わり良ければすべて良しなのだが、それはまだわからない。

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2010年03月24日

九州の春タマネネギ

 桜便りとともに、春の早出しタマネギが店頭に並び始めた。

 早いものでは、一月から出荷の始まった宮崎県延岡市の「空飛ぶタマネギ」がある。文字通り、飛行機で東京へ出荷されることから、この名がついた。

 春タマネギは、熊本県の不知火沿岸の干拓地を中心に、水俣市から鹿児島県にかけて一大産地を形成している。なかでも近年、人気が出てきたのが水俣特産の「サラダタマネギ」だろう。

 生食用として販売されており、薄くスライスして食べるのが美味しい。ジューシーで甘味も十分だが、収穫時期が5月までと短い。旬の味が実感できる貴重野菜である。

 すりおろしの生タマネギでつくる「たまねぎぼうや」という名前の和風ドレッシングは、ぽん酢と共に看板商品だが、4月からは、このサラダタマネギのフレッシュな美味しさをお届することになっている。

 あまり小細工せず、スライスしてカツオ節を振りかけ、ドレッシングで食べるのが一番だが、調味料でくどくど味付けされたドレッシングはタマネギに失礼だ。酢醤油で良い。これなら、だれでもつくれるし、酸味の調整も自分好み。タマネギ本来の味が堪能できる。  


Posted by 吉野父ちゃん at 07:37Comments(0)うまい話・食えない話

2010年03月16日

身分不相応

 陽光からは春の兆しを感じるのに、風が冷たい。
 
 高知に続いて、福岡でも桜が咲いた。全国で二番目だそうだ。高知の桜は、高知城追手門の染井吉野。白壁に浮かぶピンクの花びらが胸に染みた。テレビニュースで知った。
 
 三月になったのに、電話もファックスもピリッとも言わぬ。これ幸いでもないのだが、こういう時期は、静かにして休養するのが宜しい。今週は、病院で諸々検査。

 宮崎在住の「味の通信員」から、キンカンが届く。ピンポン玉ほどもある粒ぞろいの完熟品。銀座のフルーツ専門店で、?万円の値がつく希少品だ。身分不相応だが、口福に預かる。  


Posted by 吉野父ちゃん at 12:01Comments(0)そうす亭日乗