2012年08月31日
風の音
酷い暑さがゆるみもなく続いたこの夏も、秋立つ日になると不思議に風の音が変る。
温度は相変わらず高く、日差しも衰えないのに、かすかに乾いた秋の声が忍び寄って来た。考えると不思議でもあり、そうでもないようだな。風はただ空気が動くだけで音はない。風が動き、ものにふれて音が生じる。夏も絶頂を過ぎると、草木の葉も硬くなるから、風が触れて生ずる音も乾いたものになるのだ。
風の音で秋を知るというのは、大変に贅沢なことだと改めて知る。
温度は相変わらず高く、日差しも衰えないのに、かすかに乾いた秋の声が忍び寄って来た。考えると不思議でもあり、そうでもないようだな。風はただ空気が動くだけで音はない。風が動き、ものにふれて音が生じる。夏も絶頂を過ぎると、草木の葉も硬くなるから、風が触れて生ずる音も乾いたものになるのだ。
風の音で秋を知るというのは、大変に贅沢なことだと改めて知る。
Posted by 吉野父ちゃん at 12:26│Comments(0)
│そうす亭日乗