悪魔のソース・博多んぽん酢を新しい博多の名物にしたい。老人のかなわぬ夢でなく、夢を現実にしてみたい。脳梗塞から三度の生還。ヨレヨレ、ボロボロになりながら、果たせぬ夢を追い続ける男に、強力な助っ人が現れた。平凡だったそれまでの人生が「まさか」の出来事で、がらりと変わる。一度ならまだしも、それが二度も三度も続いた。波乱万丈だが実に、愉快だった。人生の終末期を迎えた今、またもや「まさか」の驚きである。ヒルマン監督ではないけれど、信じられな~いのだ。人生、終わり良ければすべて良しなのだが、それはまだわからない。

2008年07月09日

へなちょこトマト

 ハウスものの野菜や養殖魚がこれほど出回れば、旬が失われたのも納得がいく。四季のはっきりした日本では、旬の素材を使うことへのこだわりが非常に強かった。ハウスものも冷凍庫もない時代、食材はとれたての旬の素材しかなかった◆トマトを食べた。青いトマトである。赤いのは、冷蔵庫で保管するうち色づいたもので、天然自然のものではない◆美味しく食べられたのは、トマトドレッシングの力だ。手前味噌になるが、素材のトマトが違うのだ。イタリアの缶詰トマトがたっぷり入れてあるから美味しいのだ◆加工用トマトと生食用トマトは育ち方が違う。缶詰トマトは、露地栽培で日光や雨風にさらして作る。生食用はビニールハウスで大事に育てる◆うま味成分のグルタミン酸がたっぷり。温室育ちのへなちょことは、一味、違う。

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Posted by 吉野父ちゃん at 21:34│Comments(0)うまい話・食えない話
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