悪魔のソース・博多んぽん酢を新しい博多の名物にしたい。老人のかなわぬ夢でなく、夢を現実にしてみたい。脳梗塞から三度の生還。ヨレヨレ、ボロボロになりながら、果たせぬ夢を追い続ける男に、強力な助っ人が現れた。平凡だったそれまでの人生が「まさか」の出来事で、がらりと変わる。一度ならまだしも、それが二度も三度も続いた。波乱万丈だが実に、愉快だった。人生の終末期を迎えた今、またもや「まさか」の驚きである。ヒルマン監督ではないけれど、信じられな~いのだ。人生、終わり良ければすべて良しなのだが、それはまだわからない。

2008年07月29日

友を訪ねて

 先週は東京へ出かけた。六年ぶりだ。私は脳梗塞を三度も患った。最近は、老人病にも悩んでいる。前立腺肥大症である。でも、大事に至らずまだ生きている。今の内に友人と、ゆっくり杯を交わしたいと思ったのだ。

 私は毎晩、焼酎を飲む。ご飯は食べぬ。友人たちも皆、呑み助だ。なかには、毎晩五合飲む豪の者もいる。終い頃はロレツが回らなかったのに、早朝のテレビでの滑らかな口調には驚いた。化け物だあ。

 寅さんと俳句の話を本にしたばかりのM氏と、アメリカで、わびとさびをテーマにした和風住宅の設計が話題となっているY氏にはホテルに来てもらった。私の体調を心配し、つれていかれたのは新装なった資生堂パーラーだった。野菜カレーを食べながら黒ビールで乾杯。

 長い間、警察に勤めたK氏も健在。ヘリコプター救急の実現に余生を賭ける姿にいつも感銘する。今回もまた、元気を頂いた。
快晴の瀬戸内海上空を飛びながら、寅さんが愛した島の宿を探したが無論、わからない。夏の終わり、尾道から今治に続く島なみ海道を歩いてみるつもりだ。


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Posted by 吉野父ちゃん at 20:33│Comments(0)そうす亭日乗
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