悪魔のソース・博多んぽん酢を新しい博多の名物にしたい。老人のかなわぬ夢でなく、夢を現実にしてみたい。脳梗塞から三度の生還。ヨレヨレ、ボロボロになりながら、果たせぬ夢を追い続ける男に、強力な助っ人が現れた。平凡だったそれまでの人生が「まさか」の出来事で、がらりと変わる。一度ならまだしも、それが二度も三度も続いた。波乱万丈だが実に、愉快だった。人生の終末期を迎えた今、またもや「まさか」の驚きである。ヒルマン監督ではないけれど、信じられな~いのだ。人生、終わり良ければすべて良しなのだが、それはまだわからない。

2009年05月29日

九ちゃんの手羽先

 講談社文庫の「どこかで誰かと」は、永六輔さんの長短編エッセイ集。そのなかに、こんな話が。
 
 坂本九ちゃんの姉さんがやってる鳥料理屋。素人でも出来る簡単な鶏料理を教えて貰った。
 
 まず、手羽先を用意する。

 これをゆでる。水煮である。
 
 大根おろしにぽん酢で、骨離れがよくなった手羽先を食う。ただそれだけ。
 
 試して納得。   安くて、簡単で、単純で、美味。

 人生の達人ならでの美味い話。試したぽん酢屋のおっちゃんも「目からうろこ」でした。
 

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Posted by 吉野父ちゃん at 05:08│Comments(0)うまい話・食えない話
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