悪魔のソース・博多んぽん酢を新しい博多の名物にしたい。老人のかなわぬ夢でなく、夢を現実にしてみたい。脳梗塞から三度の生還。ヨレヨレ、ボロボロになりながら、果たせぬ夢を追い続ける男に、強力な助っ人が現れた。平凡だったそれまでの人生が「まさか」の出来事で、がらりと変わる。一度ならまだしも、それが二度も三度も続いた。波乱万丈だが実に、愉快だった。人生の終末期を迎えた今、またもや「まさか」の驚きである。ヒルマン監督ではないけれど、信じられな~いのだ。人生、終わり良ければすべて良しなのだが、それはまだわからない。

2009年10月04日

今日の出来事・鰹節廃液

 生きていてよかったと思うのは、今朝のように良く晴れて、澄み切った空気を胸いっぱい吸った時だ。
 背筋に一本、棒のようなものが通った感じがする。やる気になる。力が湧くのだ。
 
 地球温暖化京都会議が開かれたのは平成10年。この年の3月。鹿児島大学で、「大地・食・人間の健康を保全する環境革命への試行」をテーマーに研究発表会が開かれた。私が参加したのは、焼酎廃液と鰹節廃液
の部会。その時の資料を取り出し、改めて目を通す。

 鰹節は、創業以来の最重要課題だが、この11年間は、「だし」としてではなく、廃液に含まれる物質に注目している。この廃液とは無関係だが、その一つの成果が、ホテル向けに供給を始めたばかりの「アゴだし」である。

 一般のお客様への商品内容はどうするか。基本はこれで良いとして、中味(美味しさ)と価格のバランスをどう取るか。先日来、製造に直接携わった元パートさんたちに試食してもらっている。急ぐことはない。あごも鰹も椎茸も、永遠のテーマなのだ。いろいろな意見を集約して優れたものにする。

同じカテゴリー(そうす亭日乗)の記事
 1月6日の記事 (2014-01-06 11:46)
 無形文化遺産 (2013-11-10 11:20)
 風の音 (2012-08-31 12:26)
 コマーシャルを考える (2012-08-03 16:34)
 HPが新しくなりました (2012-07-31 18:15)
 親離れ子離れ (2012-04-09 20:45)

Posted by 吉野父ちゃん at 12:57│Comments(0)そうす亭日乗
上の画像に書かれている文字を入力して下さい
 
<ご注意>
書き込まれた内容は公開され、ブログの持ち主だけが削除できます。