悪魔のソース・博多んぽん酢を新しい博多の名物にしたい。老人のかなわぬ夢でなく、夢を現実にしてみたい。脳梗塞から三度の生還。ヨレヨレ、ボロボロになりながら、果たせぬ夢を追い続ける男に、強力な助っ人が現れた。平凡だったそれまでの人生が「まさか」の出来事で、がらりと変わる。一度ならまだしも、それが二度も三度も続いた。波乱万丈だが実に、愉快だった。人生の終末期を迎えた今、またもや「まさか」の驚きである。ヒルマン監督ではないけれど、信じられな~いのだ。人生、終わり良ければすべて良しなのだが、それはまだわからない。

2007年04月20日

出張雑記

4月20日 金 晴 135-72

 月曜日から小雨の大阪へ出張した。阪急百貨店商品部でバイヤーと商談のためである。発売予定の商品が幾つかあるが、どれから売り始めるか。イヤ、こういう言い方はいかん。ここは大阪や。本音の話、しょうやないの。と、言うわけで、お互い、ざっくばらんに話す。詰まりかけていたパイプに穴が開いてフレッシュな空気が通り始める。阪急グループでカタログ販売の宅配をするキッチンエールへ。取り扱い中の「博多んぽん酢」に続き、新商品も順次、登場することになる。
 翌日は晴れ。天満宮の境内を横目で見ながら通り過ぎる。罰当たりめ・・・。高級食品専門の問屋である戎フードへ。久しぶりの訪問だったが、先を急ぐ。好意に甘え近くの地下鉄まで送ってもらう車中用事をすますことにする。大阪は気持ちが良い。本音の世界で口先のお追従なんてすぐに見破られる。「送りまひょうか」 「ほな、たのんまっさ」。これでいいのだ。帰途、新幹線を徳山で途中下車。うまい酒と鍋で、疲れをとる。シャキシャキレタスのサラダを、うまい、うまいと食べていたら「あんた、フレンチドレッシングいつから売るの」と怒られてしまった。でも、真打登場って最後でしょ。ドレッシングの基本の基の字がフレンチなんだよ。入れ歯の調整が終わり、リンゴを食べる。噛み合わせを確かめてみる。右も左も。奥歯だってがっちり。もう一度おせんべいがバリバリ食べられる。入れ歯がボクの人生を幸せにしてくれる。



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Posted by 吉野父ちゃん at 11:17│Comments(1)そうす亭日乗
この記事へのコメント
出張、お疲れ様でございました。
実りの多い出張だったと拝察いたしますよ~(^^)
これからの展開が楽しみです!
Posted by 応援隊長 at 2007年04月20日 20:13
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