悪魔のソース・博多んぽん酢を新しい博多の名物にしたい。老人のかなわぬ夢でなく、夢を現実にしてみたい。脳梗塞から三度の生還。ヨレヨレ、ボロボロになりながら、果たせぬ夢を追い続ける男に、強力な助っ人が現れた。平凡だったそれまでの人生が「まさか」の出来事で、がらりと変わる。一度ならまだしも、それが二度も三度も続いた。波乱万丈だが実に、愉快だった。人生の終末期を迎えた今、またもや「まさか」の驚きである。ヒルマン監督ではないけれど、信じられな~いのだ。人生、終わり良ければすべて良しなのだが、それはまだわからない。

2007年05月16日

女房の味噌汁

5月16日〔水〕 曇りのち雨 148-65

 正直言って味噌汁好きである。私は家で仕事をしている。必然的に、台所に立つことになる。食べることが大好きである。味にうるさい方であるから、本格的に出汁をとる。出汁と言えばカツオ節か昆布を使うことが多いが、家では、味噌汁には煮干を使うことが多い。
 
 女房は味噌屋の娘である。小さいころから、味噌蔵で育ったものだから、味噌汁にはうるさい。それも、手間をかけずに美味しくつくるかが大事と言う。まず、出汁が濃く、旨くなくては味噌汁の味が決まらない。出汁が薄いと、味噌の味がしょっぱく感じる。濃い出汁だと必要以上に味噌を入れる必要がない。

 今朝は、大根と油揚げの味噌汁だった。寝る前に、鍋に張った水にイリコをひとつかみ入れた。それだけで、旨いダシになった。料理の本には、イリコの頭をとるように書かれているが、そんなことはない。料亭の味噌汁ではない。あくまでも家庭のお惣菜である。

 一口吸って、ちょっと薄いかなと感じた。そこで、醤油を一滴、ポトリ。
 味の薄い味噌汁に味噌を足すと、たいがいは度が過ぎて塩辛くなるのだが、そんなときに、醤油を垂らすといい塩梅になる。これも女房に教わった。

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Posted by 吉野父ちゃん at 16:52│Comments(0)うまい話・食えない話
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