悪魔のソース・博多んぽん酢を新しい博多の名物にしたい。老人のかなわぬ夢でなく、夢を現実にしてみたい。脳梗塞から三度の生還。ヨレヨレ、ボロボロになりながら、果たせぬ夢を追い続ける男に、強力な助っ人が現れた。平凡だったそれまでの人生が「まさか」の出来事で、がらりと変わる。一度ならまだしも、それが二度も三度も続いた。波乱万丈だが実に、愉快だった。人生の終末期を迎えた今、またもや「まさか」の驚きである。ヒルマン監督ではないけれど、信じられな~いのだ。人生、終わり良ければすべて良しなのだが、それはまだわからない。

2012年04月07日

本来無一物

 故郷の菩提寺から春供養の案内を頂戴した。
 昨年は、春も秋も彼岸は休みなしだった。今年はと思っているのだが・・・。
 そんな気持ちになるのは、説教の後にふるまわれる普茶料理に心引かれるからである。

 禅寺の料理は動物性の食材を使わない。しかし野菜をウナギや牛肉、魚などあらゆる動物性の食材に似せて料理する文化がある。善男善女の間から「これが、本物ではいとは」と驚きの声が上がる。

 精進料理の味を決めるのは、カツオだしである。
 先日からもったいない佃煮のプレゼントを始めた。これもカツオだしが生んだ文化の一つである。
 

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Posted by 吉野父ちゃん at 12:56│Comments(0)そうす亭日乗
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